歯科衛生士におすすめの認定資格の種類一覧!費用・取得条件や難易度を解説

歯科衛生士 認定

歯科衛生士には多くのキャリアアップ・スキルアップの道がありますが、その代表的なものが認定資格の取得です。

日本の歯科医療業界には多くの認定資格制度があり、「歯周病関連」「インプラント関連」「矯正関連」「高齢者関連」「審美関連」など、自分がより学びを深めたい分野や興味のある分野を選び、資格取得が目指せます。

認定資格は特定の専門分野において豊富な知識と優れた技能を有することの証であり、取得することで収入アップ、仕事のやりがい向上、希望の職場で働けるなど多くのメリットがあるものです。

この記事では、歯科衛生士におすすめの認定資格を紹介します。

キャリアアップやスキルアップに役立つ資格をお探しの方はぜひ記事をチェックしてみてください。

認定歯科衛生士とは

歯科衛生士 認定

認定歯科衛生士とは、特定の専門分野について優れた知識や技術を持ち、業務に活かすことができると認められた歯科衛生士のことです。

取得条件は各資格によって異なりますが、数年の臨床経験、大会や講座への参加、歯科医師からの推薦などが求められ取得難易度が高いものもあります。

認定資格は「歯周病関連」「インプラント関連」「矯正関連」「高齢者関連」「審美関連」など豊富な分野があるため、自分がこれから仕事をしたい分野や興味がある分野を選択すると、勉強のモチベーションが保ちやすいでしょう。

なお、資格には認定期間が設定されており、各団体が設定する一定期間ごとに更新が必要となるため確認しておきましょう。

歯科衛生士のキャリア・スキルアップに役立つ資格7選

歯科衛生士 認定

特定分野に特化した資格を持っていると、キャリアアップ・スキルアップに役立てられます。

  • 日本歯周病学会 認定歯科衛生士
  • 日本臨床歯周病学会 認定歯科衛生士
  • 日本口腔インプラント学会 インプラント専門歯科衛生士
  • 日本成人矯正歯科学会 認定矯正歯科衛生士
  • 日本小児歯科学会 認定歯科衛生士
  • 日本老年歯科医学会 認定歯科衛生士
  • 日本歯科審美学会 歯科衛生認定士

ここからは、上記の認定資格について詳しく見ていきましょう。

日本歯周病学会 認定歯科衛生士

『日本歯周病学会 認定歯科衛生士』は、日本歯周病学会が認定する学会認定資格です。

歯周病に関する専門的な知識と、的確な処置ができる技術を持った歯科衛生士の育成を目的につくられました。

取得することで検査・治療・メンテナンスなどの歯周病に精通した歯科衛生士として、患者さんの歯やお口の健康づくりに貢献できます。

取得難易度は高めですが、持っている人が少ないため希少価値があり、キャリアアップを目指す人におすすめの資格です。

主な申請条件・歯科衛生士免許がある
・5年以上の実務経験がある
・申請時に日本歯周病学会会員である
・30単位以上の実務経験単位、教育研修単位がある
・日本歯周病学会学術大会に2回以上参加し、参加証がある など
費用目安申請料:11,000円
登録料:22,000円

日本臨床歯周病学会 認定歯科衛生士

『日本臨床歯周病学会 認定歯科衛生士』は、日本臨床歯周病学会が認定する資格です。

業務内容としては、主に歯周病の患者さんの検査やSRP(スケーリング&ルートプレーニング)、TBI(歯磨き指導)など歯周病治療やメンテナンスを行います。

通算3年以上の歯周病に関する臨床経験が求められるほかにも取得条件を満たす必要があり、取得難易度は高めですが、やりがいもあり人気の高い資格です。

認定歯科衛生士よりも更に上級の『指導歯科衛生士』という資格もあります。

主な申請条件・歯科衛生士免許がある
・通算3年以上歯周治療に携わった経験がある及び同等以上の経験があると認められる
・申請時、継続して2年以上の学会会員歴がある
・年次大会もしくは支部教育研修会に3年間で2回以上参加している
・申請時に教育研修単位を30単位以上取得している など
費用目安申請料:10,000円
登録料:10,000円

日本口腔インプラント学会 インプラント専門歯科衛生士

『日本口腔インプラント学会 インプラント専門歯科衛生士』は、口腔インプラントについての専門知識と技術を向上させることを目的とした資格です。

主にインプラント治療の術前〜術後のケアを担当し、治療を成功させるために患者さんの健康維持やメンテナンスを行い、インプラントの長期的な維持をサポートします。

インプラント専門歯科衛生士の資格も取得難易度は高めであるため、取得することで周囲から信頼を得やすくなるでしょう。

主な申請条件・歯科衛生士免許がある
・正会員歴2年以上
・3年以上インプラント治療の介助またはメインテナンスに携わった経験がある
・学術大会及び支部学術大会に各1回以上参加して いる
・インプラント専門歯科衛生士教育講座を2回以上受講している
・口腔インプラント専門医1名の推薦がある など
費用目安申請料:11,000円
登録料:22,000円

日本成人矯正歯科学会 認定矯正歯科衛生士

『日本成人矯正歯科学会 認定矯正歯科衛生士』は、矯正歯科分野の専門的知識や技術、経験があることを示す資格です。

矯正ブラケットの装着補助、メンテナンスなどを中心に行い、矯正専門の歯科医院や審美歯科クリニックなどで活躍したい方におすすめの資格となっています。

認定矯正歯科衛生士の資格には1級と2級があり、資格のスキルアップが目指せることも魅力です。

主な申請条件・歯科衛生士免許がある
・本学会の会員である
・本学会の認める医療機関に原則常勤で3年以上継続した矯正歯科臨床での従事がある、または矯正歯科臨床も行う医療機関で同等の矯正歯科臨床での業務経験がある
・本学会の学会等に参加している など
費用目安申請料:10,000円
登録料:20,000円

日本小児歯科学会 認定歯科衛生士

『日本小児歯科学会 認定歯科衛生士』は、小児歯科医療にかかわるさまざまな知識や技能を向上させることを目的とした学会認定資格です。

主に子どものう蝕予防処置、メンテナンス、MFT(口腔筋機能療法)などを任され、歯とお口を守ることを通じて全身の健康と健全な成長をサポートします。

口腔機能発達不全の子どもの診断・治療が保険診療で行えるようになった影響で需要も増加しており、小児歯科にかかわりたいと考える方は取得しておきたい資格です。

主な申請条件・歯科衛生士免許の取得から5年以上経過している
・5 年以上の小児歯科学に関する研修と臨床経験がある、または同等以上の経験があると認められる
・申請時に1 年以上引き続いて学会会員である
・学会へ1回以上出席している
・教育研修単位を30単位以上取得している(うち小児歯科専門医または本学会認定医がいる施設で得られる教育研修単位を10単位以上含む)など
費用目安申請料:10,000円
審査料:20,000円
登録料:10,000円

日本老年歯科医学会 認定歯科衛生士

『日本老年歯科医学会 認定歯科衛生士』は、高齢者歯科医療・保健分野で高度な知識や技術を持った歯科衛生士を認定する資格です。

超高齢化社会である日本では高齢の方に対する歯科医療・保健が重要視されており、将来に役立てられる資格といえるでしょう。

歯科衛生士の多くは歯科医院で仕事をしていますが、その他にも介護施設や病院(リハビリテーションセンター)などで仕事をする道もあります。

主な申請条件・歯科衛生士免許がある
・申請時に正会員歴が継続して3年以上であり、日本歯科衛生士会の会員である
・大学病院、病院歯科、歯科診療所、高齢者施設等で3年以上高齢者に必要とされる歯科医療・保健に従事した経験がある、又はこれと同等以上の経歴があると認められる
・必要な研修単位を46単位取得している など
費用目安申請料:10,000円

日本歯科審美学会 歯科衛生認定士

『日本歯科審美学会 歯科衛生認定士』は、審美歯科についての高度な専門知識や技術、経験がある歯科衛生士を認定する資格です。

近年、審美歯科の役割はこれまで以上に重要視されつつあり、日本歯科審美学会 歯科衛生認定士の資格取得はキャリアアップを目指す上でも役立ちます。

まだまだ資格を取得している歯科衛生士は少ないといわれており、今後、審美歯科で活躍していきたいと考えている歯科衛生士の方におすすめです。

主な申請条件・歯科衛生士免許がある
・学会の学術大会、セミナー、シンポジウム、認定士講習会に2回以上出席している
・日本歯科審美学会または歯科審美関連領域の学会が認める学術集会または関連学会誌、刊行物で発表している など
費用目安申請料:10,000円
登録料:30,000円

その他の歯科衛生士におすすめの資格

歯科衛生士 認定

歯科衛生士が将来に役立てられる資格は上記で紹介したもののほかにも、まだまだたくさんの種類があります。

  • 日本顎咬合学会 認定歯科衛生士
  • 日本障害者歯科学会 認定歯科衛生士
  • 日本歯科麻酔学会 認定歯科衛生士
  • 日本口腔リハビリテーション学会 認定歯科衛生士
  • 日本歯科薬物療法学会 認定歯科衛生士
  • 日本有病者歯科医療学会 認定歯科衛生士
  • 日本顕微鏡歯科学会 認定歯科衛生士
  • 認定スポーツデンタルハイジニスト
  • ホワイトニングコーディネーター
  • トリートメントコーディネーター(TC)
  • 歯並びコーディネーター
  • 歯科感染管理者
  • 滅菌技師
  • 歯科食育士
  • 糖尿病療養指導士
  • 認知症サポーター など

難易度の高い資格もありますが、養成講座を受けることで誰でも無料で取得可能な『認知症サポーター』のような資格もあります。

まとめ

歯科衛生士のキャリアアップ・スキルアップにつながる資格は数多くあり、中でも学会が認定する認定歯科衛生士の資格は、特定の分野で活躍したい方におすすめの資格です。

興味がある分野、これから仕事をしていきたい分野の資格をぜひチェックしてみてください。

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