歯科衛生士の9つのやりがい・魅力を紹介! 社会貢献できることって?

仕事でつらいことがあったときや失敗して落ち込んでしまっているときでも、やりがいを感じられる仕事であれば、自然と「またがんばろう」と思えるものですよね。
歯科衛生士は、そんな「やりがい」や「魅力」にあふれた仕事です。やりがいを持って日々の仕事に取り組むことで、業務に対しての意義を感じられます。
この記事では、歯科衛生士の仕事にやりがいが大切な理由や、具体的にどんなやりがいや魅力があるかを紹介します。
歯科衛生士として働く中でやりがいが感じられないと悩む人も、これから歯科衛生士を目指す上でやりがいを大切にしていきたい人も、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
80%以上の歯科衛生士がやりがいを感じている

公益社団法人 日本歯科衛生士会が公表する『歯科衛生士の勤務実態調査報告書』によれば、現在の仕事にやりがいを感じている歯科衛生士は合計で84.3%という結果が出ています。
「人や社会に貢献できる」「人の命や健康を守る仕事である」「人に直接関われる・手助けできる」といった点で、やりがいを感じている人が多いようです。
歯科衛生士の仕事にやりがいが大切な理由

やりがいは必ずしもなければいけないものではなく、やりがいがなくても歯科衛生士の仕事を続けることはできます。
しかし、やりがいを感じるのと感じないのとでは、大きな差があります。業務に取り組むモチベーションや、仕事を長く続けていく上では、やりがいが大切になってくるでしょう。
歯科衛生士の仕事にやりがいが大切といわれる理由は、以下のとおりです。
- 充実感や達成感を得られる
- キャリアアップ・スキルアップのモチベーションになる
- やりがいを感じられないとつらさや不満を感じてしまうことも
ここからそれぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
充実感や達成感を得られる
歯科衛生士としての仕事にやりがいを感じていれば、日々の業務に高いモチベーションで取り組め、一つひとつの仕事に楽しさを感じながら仕事ができるでしょう。
また、やりがいは充実感や達成感にもつながるものです。
「患者さんと一緒になって口腔環境改善に取り組んだ結果、歯周病の悪化を食い止められた」など、やりがいを持ち努力して取り組んだ仕事で良い結果が出れば、それがまた新たなやりがいや、自信を生みます。
自信がつくと新しい仕事や難しい仕事にも積極的に挑戦できるようになり、好循環を生み出します。
キャリアアップ・スキルアップのモチベーションになる
業務内容にやりがいを感じていれば、キャリアアップ・スキルアップを目指すときのモチベーションも自然と高くなるでしょう。
歯科衛生士にはさまざまなキャリアアップ・スキルアップの道があります。
代表的なものが資格の取得で、特に各学会が認定する「学会認定資格」は希少価値の高いものもあり、キャリアアップにつなげやすいです。
取得難易度が高い資格に挑む際も、「この分野にもっと詳しくなってより多くの患者さんの力になりたい」「専門知識や技術を高めて的確な治療やアドバイスができるようになりたい」という思いがあれば、高いモチベーションを保ちながら資格取得を目指せるでしょう。
また、評価や給与が上がったり、望んだ環境で働けるようになったり、努力して得た結果からもやりがいを感じられます。
やりがいを感じられないとつらさや不満を感じてしまうことも
やりがいを感じられないと、仕事を続けることがつらくなったり、不満を感じたりしてしまうことがあります。
「自分はなんのために仕事をしているのか」「歯科衛生士の仕事に向いていないんじゃないか」と疑問が生まれ、日々のパフォーマンスが低下し、精神的につらくなってしまうこともあるかもしれません。
仕事が楽しく感じられず、苦痛ばかりと感じるようになると退職につながることもあり、長く仕事を続ける上ではやりがいはとても大切です。
仕事における「やりがい」とは、業務内容を通して得られる充実感や手応えなどのことを指します。
「患者さんから感謝されたとき」「目標を達成できたとき」「評価が上がったとき」「自分の能力やスキルを発揮できたと感じるとき」など、どんなポイントでやりがいを感じるかは人によってさまざまです。
モチベーションを高め、業務内容の質を向上させるためにも、「自分にとっての歯科衛生士の仕事のやりがいとは何か」を考えてみる必要があるでしょう。
歯科衛生士のやりがい・魅力

歯科衛生士の仕事には、多くのやりがいや魅力があります。
- 患者さんの歯や全身の健康を守れる
- 小さな子どもから高齢の方まで多くの人に貢献できる
- チームで仕事ができる
- 患者さんから「ありがとう」と感謝してもらえる
- ワークライフバランスを保ちやすい
- 全国どこでも仕事ができる
- 需要が高くブランクがあっても復職しやすい
- 資格の種類が多く興味のある分野でキャリアアップできる
- 将来性があり安定して働ける
ここからは、それぞれの項目について詳しく解説します。
患者さんの歯や全身の健康を守れる
歯科医院での治療や予防処置を通し、患者さんの歯や全身の健康を守れることは、歯科衛生士が感じる大きなやりがいの一つです。
歯科衛生士は主に三大業務と呼ばれる「歯科診療補助」「歯科予防処置」「歯科保健指導」を行いますが、どの仕事も直接患者さんにかかわります。
中でも歯石の除去、ブラッシング指導、フッ素塗布など予防に関する業務を担当することが多く、「患者さんの健康づくりをサポートできる」と感じることが、仕事のやりがいや誇りにつながるでしょう。
歯やお口の健康は、口周りだけでなく全身の健康にもつながるとても重要なものです。健康な身体の維持にも、歯科衛生士は大きく貢献しています。
小さな子どもから高齢の方まで多くの人に貢献できる
幅広い年齢層の患者さんとかかわり、たくさんの人に貢献できることもやりがいにつながります。
例えば、小さな子どもはまだ歯磨きの重要性や正しい歯磨きの方法を理解できないため、年齢に合わせた指導を行う必要があります。
親御さんは「歯磨きをしようね」と促すことはできても、正しい歯磨き方法は指導できません。子どもの歯を守り、健全な成長を促すには歯科衛生士の専門知識と技術が必要です。
自分が学んできたことを活かせることも、やりがいにつながります。
チームで仕事ができる
歯科衛生士は、歯科医師や歯科技工士、歯科助手とコミュニケーションを取りながら、チームで仕事をします。
自分のサポートによってメンバー全員のモチベーションが高まったり、スムーズに治療が進んだりすることにやりがいを感じる人も多いです。
患者さんから「ありがとう」と感謝してもらえる
歯科衛生士の仕事は、患者さんから感謝してもらえる機会も多い仕事です。
例えば、口腔ケアに対してモチベーションの低い患者さんが、TBI(歯磨き指導)などを通して意識が高まり、口腔環境がよくなって「来てよかった」「本当にありがとう」と感謝してもらえることがあります。
もちろん、すべての患者さんに感謝してもらえるわけではなく、時にクレームを受けることもあります。
しかし、人から直接「ありがとう」と言ってもらえる仕事は多くはありません。人や社会に貢献することで感謝される歯科衛生士という仕事は、やりがいを感じられる仕事といえるでしょう。
ワークライフバランスを保ちやすい
歯科衛生士は夜勤などはなく、基本的に勤務時間も変化しないため、ワークライフバランスを保ちやすい仕事であることも魅力です。
また、歯科医院は診療を予約制にしていることが多く残業が生じにくいです。終わる時間も一般的に19時前後であるため、しっかりプライベートの時間も確保できます。
全国どこでも仕事ができる
歯科衛生士は国家資格の専門職であり、高い専門知識や技術が求められる仕事です。
貴重な人材であるため求人倍率が高く、全国どこにいっても自分に合った職場を選択しやすいでしょう。
歯科衛生士は歯科医院の他にも、大学病院や総合病院、介護保険施設、保健センター、企業やメーカーなどさまざまな場所で活躍しています。
需要が高くブランクがあっても復職しやすい
歯科衛生士の仕事は需要が高く、結婚や出産で一時離職しても復職しやすいことも魅力です。
実際、『歯科衛生士の勤務実態調査報告書』によれば、歯科衛生士として仕事をしている人の39%は非常勤として仕事をしているといいます。
育児や介護などと仕事を両立している人も多く、変化するライフステージに合わせて柔軟な働き方が実現可能です。
資格の種類が多く興味のある分野でキャリアアップできる
歯科衛生士は、キャリアアップやスキルアップに活かせる資格が数多くあることも魅力です。
- 日本歯周病学会 認定歯科衛生士
- 日本臨床歯周病学会 認定歯科衛生士
- 日本口腔インプラント学会 インプラント専門歯科衛生士
- 日本成人矯正歯科学会 認定矯正歯科衛生士
- 日本小児歯科学会 認定歯科衛生士
- 日本歯科麻酔学会 認定歯科衛生士
- 日本口腔リハビリテーション学会 認定歯科衛生士
- ホワイトニングコーディネーター
- トリートメントコーディネーター(TC)
- 歯並びコーディネーター
- 滅菌技師
- 歯科感染管理者
- 歯科食育士
- 糖尿病療養指導士
- 認知症サポーター など
得意分野や興味のある分野の資格を取得し、知識や技術を磨くことはまた新たなやりがいにつながるだけでなく、給与アップや評価アップも期待できます。
将来性があり安定して働ける
歯科衛生士は、高齢化が進む日本においてこれまで以上に必要とされる職業といわれ、将来性があり安定して働けることも魅力でしょう。
近年はAI導入によって多くの人が仕事を失う可能性があるといわれていますが、歯科衛生士の仕事はAIにはできず、専門知識や技術を身につけた人間だからこそできる専門的な仕事です。
通院が難しい高齢の方や在宅で療養中の方に対する訪問歯科(在宅歯科医療)はますます高まっていくと予想されており、関連資格を取得しておけばさらなる活躍につなげられます。
まとめ
歯科衛生士の仕事には、やりがいを感じられる場面が多くあります。やりがいを感じながら仕事をすることで、高いモチベーションを持ち、日々を楽しみながら仕事に取り組めるでしょう。
また、ワークライフバランスを保ちやすいことや、全国どこに行っても仕事ができること、資格の種類が豊富であることなど、魅力もたくさんです。
人それぞれどんな場面でやりがいを感じるかは異なります。
「自分の仕事にやりがいを感じられない」という人は、他の人はどんな点にやりがいを感じているのかを知り、「自分にとってのやりがいとは何か」を考えてみてはいかがでしょうか。
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